
HOME > インストラクター紹介 > ドラムコース ジョーンズ満寿美


もともとジャズドラムには固定のスタイルなどはないと思っています。時代によって社会が変わり、ジャズの表現が変わり、それにつれてドラミングも相当変化してきました。
人によってどのようなスタイルのドラムを叩きたいかは、かなり差があると思います。しかし歴史を振り返ってみると、淘汰されて残るもの、ジャズの根の部分はやはり不動です。それは音楽の根本である人間のエネルギーであったり、協調することで美しい音楽を即興で作ることであったり、気持ちのよいビートを紡ぐことであったり、音楽を楽しむことであったり……。
技術を教えることが楽器のレッスンとしては重要なのだとは思いますが、型にはめていくレッスンではなく、生徒さん個人の個性、音楽性と、ここは外せないといったジャズの基本のエッセンスを尊重した授業を行っていきたいです。

私は、演奏する機に巡り会えた、1曲1曲の完成度を高めるため、集中して最善のドラム演奏をすることを心掛けています。とくにセッションでは、1人のエネルギーがバンドの音をまったく違うレベルに変えることができます。ですので、どんなミュージシャンと演奏するときでも、一期一会の気持ちを大切に演奏しています。
それは、必ず演奏者全員の「演奏できて楽しかった」という想いにつながり、言葉では言い表せない素晴らしい気持ちをもたらしてくれるからです。
プロミュージシャンになった今でも、叩く度に新しい発見があるので、叩くのが楽しくて仕方がない。この気持ちを、受講生の方にも味わってもらいたい。そのために、なるべく無駄のない、効率的な道でドラムを学んで欲しいと思っています。
テクニックだけではなく、音楽的なアプローチなどを含め、経験から導き出される“上達の近道”を教えることができればと考えています。
なんと言っても、音楽をたくさん聴くこと以外に上達の道はありません。ジャズ、音楽を楽しむための基礎をどんどん提供していきますので、その上で、受講生一人ひとりが自分自身の音楽を創り出せるようなお手伝いができればと思っています。
まずは一人ひとりの質問が、どのようなものであるかをじっくりと見つめるようにしています。自分でも悩んできたことが多いので、できるだけ具体的に質問に答えるよう努めます。
自分の演奏した音源をアップしてもらえると、さらに具体的なアドバイスがしやすいのでオススメです。日記に書かれた質問へも、丁寧な回答で悩みを解決するお手伝いをしています。

音楽は、喜びや悲しみなどを直接表現できる原始的な伝達手段だと思います。みなさんも音楽を聴くと、感動したり、楽しくなった経験がありますよね?そのように、音楽は聴いている人に伝わったら、必ずフィードバックがあるのです。
自分自身を表現できれば、綺麗に叩くことや、上手に叩くことだけが重要ではないのです。人間は何でも1万時間以上続ければ、その道で開眼するといわれており、“続けること”で得られる「真実」を求めてがんばりましょう。


ピアノやクラリネットをやっていましたが、あまり好きではありませんでした。
14歳のときに初めてドラム教室に体験レッスンに行ったとき、そこのクラスの誰よりも上手に叩けた(ような気がした)ので、「これは私の楽器だ!」と嬉しくなったのを覚えています。
後から思えば、ピアノやクラリネットのレッスンも少しは身になっていたのかもしれません(笑)。