
HOME > インストラクター紹介 > ベースコース 北川吟


音楽の勉強、楽器の練習をする目的を、“自分らしい演奏をするため”であると考えています。
もちろん“上達する”ためなのですが“上達する”ということは「高度なテクニックを身につける」というよりは、「自分の弾きたいように弾ける」ようになることだと私は考えます。反対に、自分がどういう演奏をしたいのか?というイメージを知ることが大切です。
楽器の練習を始めるのと並行し、たくさんの音楽を聴いて、自分の好きな音楽を探していって欲しいと思います。

私はすべてのことを音楽を通して学んできた、と思います。楽しんだり、コミュニケーションをとったり、感情を解放したり、一つひとつ積み重ねたり、バランスをとったりなど、いろいろなことの大切さは演奏や練習の中で学びました。またそういったことを客観的に感じることができたのは、ベースという楽器のおかげでもあるように感じます。
さまざまなスタイルの音楽(ポップス、ロック、ラテン音楽、ジャズ)を演奏してきましたが、ベースという楽器は他の楽器と比べて、スタイルによる演奏内容の差が非常に少ない楽器だと分かってきました。「応用が利く」楽器なのです。ですから、レッスンでは、無駄に知識を詰め込むことはせずに、必要最小限の知識で最大限に応用できるようなアドバイス、手助けをしていきたいと考えています。
「弾けなくても焦らず、今弾けることを大事に弾く」ということがとても大切。そのときにできる事、できない事をしっかり理解した上で、次は「どんな音が出したいのか?」というイメージを持つことで練習の目的が明確になります。
自分の演奏力にあったベースの弾き方、音の楽しみ方を一つずつ発見していけば、レッスンを通してあなたの理想像に近づけるでしょう。
悩んだり、迷ったりするのは良いことです。それがあるからこそ、より具体的に目標を決めることができるからです。一人ひとりにあった具体的な目標を一緒に考えた上で、練習方法などを提示していくよう心掛けています。

ベースはドラムと密接な関係を持つリズム楽器でもあり、また、ハーモニーの最低音を演奏し、コード楽器やメロディ楽器とリズム楽器との接着剤の役割も担います。バンドの土台を担う、とても重要な楽器であるにもかかわらず、比較的目立たないことも、ある意味、ベースの魅力であると私は考えます。
上手に弾くほどに、初めからあったかのような、当たり前の存在になれるのです。“支える存在”というのは素晴らしいと思います。


高校生のとき、初めてのバンドで初めてのライブをすることになり、練習を始めました。「ただコピーをするだけではもったいないから、何かアレンジをしよう!」と、新たにイントロや、曲間のつなげ方を試行錯誤して考えました。
コードもほとんどわからない状態でしたが、簡単なソロのようなものまで挑戦したのを覚えています。そのまま弾くだけでなく、何か自分なりの要素を取り入れることの楽しさを知るきっかけになったこの経験は、今も忘れず大切にしています。